わき見運転の危険性

2015年02月13日 · 未分類

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脇見運転は運転手の誰もが経験しています。
景色・風景を眺めて運転した経験など心当たりがあると思います。

一般に運転操作中に他の作業を行うために脇見する時間は2秒から3秒要します。
予め取り出していた携帯電話に出るためなら約1.5秒程度で画面は開けるでしょう。でもバックに入れていたらどうでしょう?
バックから取り出すために注意力が散漫し、スマホでは取り出してから暗証番号入力や指紋認証など、車の運転に必要な注意力をそれらの作業に分散させなければなりません。

脇見運転は著しく前方左右に対する注意力がおろそかになる行為です。
40km/hで走行している時、3秒間脇見状態になると車は約33mも進んでしまいます。

交通事故を起こした運転手に話を聞くと、急に人が車の前に現れたとか、急に前の車が停止したという言い訳を聞きます。

人が天から降ってくるわけではなく、地から湧いてきたわけではありません。
前方を走行していた車が急に止まれるわけがありません。

そのように運転手が感じるのは、脇見によって目の前に人が現れるまでの過程を見落としているからです。
前を走行している車が徐々に減速していく過程を見落としているからです。

私のこれまでの経験で比較的多い脇見の具体的事例を
2月13日放送のテレビ朝日モーニングバードで説明したました。

新たに禁止規定の法律ができた携帯電話操作だけが危険な脇見運転の原因という風潮になってはいけないと思います。

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