当て逃げ交通事故について

2013年08月16日 · 未分類

8月19日までに完成させなければならない調査報告書が2件同時に重なって、お盆期間中もほとんど休みなく書類整理に追われていました。ブログの更新もおろそかになっていた理由です。2件のうち1件の目途がたちようやくホッと一息いれております。そんな中、栃木県警の友人から「昨日スーパーの駐車場で当て逃げされ相手の車は一切わからない、もう当てられ損で悔しくてしかたない。」と連絡を受けました。
現職の警察官でも目撃者のいない当て逃げ交通事故被害に遭うと、もう捜しようがないことを察するのです。私も現職中は多くの当て逃げ事故の届出を受けていましたが、何の情報もない当て逃げ交通事故は警察官も「誰を捜せばいいのか?どの車を捜せばいいのか?」と逆に問いかけていたこともあります。大きな意味では当て逃げ犯人を捜せばいいという答えになるのですが、現実的には雲をつかむような出来事になってしまうのです。
それでも、当て逃げ被害の届け出はきちんと警察に届けておいた方がいいと思ってます。2~3日経ってから目撃者という方が通報してくれたり、当て逃げ犯人が事故証明を取るために後日、わざわざ自分が当て逃げ被害にあったと届出に来る場合などがあるからです。

当て逃げ犯人が発見される場合は発生件数全体の数パーセントにも満たないかもしれません。悔しいですが、捜査(調査)によって発見することは本当に難しいのが現実です。
そこで、できるだけ当て逃げ被害に遭わないような防衛策を講じることも大切だと思います。

私は自分がしている当て逃げ被害対策は、出入口から離れた場所に止めることを心がけております。特に雨天の場合はどうしても出入口の近くに駐車が集中します。
そんな時こそ出入口から離れた広い駐車スペースに止めるようにすることも有効な手段です。
せっかく広い駐車スペースがあるような駐車場の時は、広い場所に止めた方がいいと思います。
どうしても込み合う駐車場に止めなければならないときは、万が一の時に備え、周辺の駐車車両を携帯で撮影しております。

もし、当て逃げしていく車を目撃したら、きちんと記録してあげると助かると思います。

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