軽微な省略物損交通事故現場

2013年06月29日 · 未分類

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軽微な物損交通事故ですが岡山県まで来ました。岡山は何故か縁があり今年4件目。そろそろ岡山駅周辺の地理も詳しく分かってきました。
今回の事故調査は車線変更時の接触事故です。どちらが寄って来て接触したのかが最大の関心事です。

事故発生は1年前で、省略物損交通事故という警察処理がされた事故です。この省略物損交通事故処理制度は大変便利な制度で、事故当事者が現場で長時間警察官の臨場を待っている必要がなく、また事故処理をする警察官もわざわざ事故現場へ臨場する必要がないので大幅な事故処理時間の効率化が図られています。

両当事者とも事故の原因を納得しているのであればいいのですが、どちらが寄って来たから事故が発生したんだ、というように原因がはっきりしない事故を簡単に省略物損交通事故扱いにしてしまうと、1年経った今でもずっと争い続けることになってしまいます。
当事者としては省略物件交通事故扱いでも、一度でも警察官に車を見てもらえば寄って来て事故原因を作った車を特定してくれると安易に考えてしまうところに落とし穴があるように感じます。

省略物件交通事故処理の全てがデメリットなわけではありませんが、しかし事故現場から警察署へ移動する前に、どの車線のどの部分で接触したのか程度はきちんと確認して明らかにしておくべきだと思います。

信号で停止していたら後ろからこつんと追突されたようば場合と異なり、お互いが走行している時に接触事故は発生場所の特定はとても難しいということを頭に入れておいて欲しいと感じます。

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