常識が通用しない裁判について

2012年09月05日 · 未分類

裁判の当事者になると、本当に裁判官の常識を疑いたくなる出来事が次々と起こることがよくあります。絶対に衝突するはずのない部位の衝突痕が当該事故と結論付けられたり、自転車が20キロの速度で直角に曲がると認定したり、路面の流血が坂道の上に登って流れていくなどという理論を真に受けて認めたり・・・これらは実査に裁判で問題になった裁判所の判断なんです。
先日は27歳の大阪地裁裁判官がスカートの中を隠し撮りして、これもまた不祥事が続いている大阪府警に逮捕されました。
27歳でいったい社会の何を経験できたのでしょう?どろどろとした社会の中で、必死に働き、家族のため、子供の教育、住宅ローンなど、国民の大多数が必ず経験し、生きるため生活するために当然通る社会経験を何一つ経験せず、人の犯罪を形式的に作られた文書でしか見たことがない裁判官に、常識的判断を下せるはずはないと思います。交通事故の裁判を実施する裁判官が、車の運転やバイクの運転すら経験したことがないのですから、常識が通用しないのも当たり前です。裁判官にとっては飲酒運転、無免許運転は法律で禁止されているからダメだ、という考えのようで、法律が禁止している本質を理解してないのかもしれません。もっともっと市民感覚を司法の場に取り入れて欲しいと願います。このままでは正しいことが正しいと評価されることが難しい司法社会が恒常化されると思います。

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