捜査用車での交通死亡事故で実刑判決

2015年06月04日 · 未分類

2013年12月、福山市の交差点で広島県警福山北警察署の次長だった警視は捜査用車を運転して軽乗用車と衝突し93歳の女性を死亡させたほか、運転していた次女に大怪我を負わせた。
警視が運転していた捜査用車側の道路には一時停止標識があったのに停止せず、安全確認不十分のまま捜査用車を運転して事故を起こした。

この裁判で広島地方裁判所福山支部の佐藤洋幸裁判官は、「漫然と運転し前方左右の確認という基本的注意義務を怠った過失は大きい。刑事責任は重く執行猶予は相当ではない」と指摘し、
弁護側が執行猶予付きの判決を求めたものの、これを認めず禁錮1年(求刑禁錮1年6月)の実刑を言い渡した。

タグ :