交通事故防止活動・東京都トラック協会

2015年02月20日 · 未分類

11
2月19日午後1時30分から、東京都メルパルク芝公園で開催された東京都トラック協会平成26年度第19回事故防止大会で、佐々木尋貴が業界外パネリストとして登壇した。
芝浦工業大学医学博士春日伸予教授のコーディネートのもと、東京五輪を視野に入れた私たちが取り組むべき交通安全活動について話し合った。

東京都トラック協会城東支部、江戸川支部、足立支部、青年部がそれぞれ取り組んで切る交通事故防止活動の紹介があった。
驚くほど緻密に事故防止活動に取組み地域社会に根差した安全対策を講じている実態に感嘆した。
13

運輸業は日本の経済を支えている根幹業界であり、彼らが真剣に事故防止活動に取り組む意義は大変大きい。
マンネリ化してきている事故防止大会に新たな方向性を示し、活性化した真に実のある事故防止大会を目指す姿にも将来性を感じた大会であった。

12

控室では春日先生とこれからの交通教育の在り方について意見を交換し合う機会にも恵まれ、この日得たものはどこかで還元していきたいと思う。

これほど意義のある大会が行われているのに多くの都民、市民には情報として伝わってこない。
当社としてできるだけの努力はしていきたいと思う。

準備をしてくださった運輸安全委員会副委員長ほか関係者皆様に感謝申し上げます。

コメントは受け付けていません。タグ :

交通事故・労災事故・自然災害~遺された者から見える命

2015年02月18日 · 未分類

1
2月18日午後1時30分から午後5時まで石巻市河北町ビックバン文化交流会館で「小船越地区工事安全協議会安全大会」が行われ講演を行った。
式典では先に石巻労働基準監督署署長と株式会社石巻日々新聞常務取締役の講演があった。

私は石巻警察署に5年勤務した。その間ありとあらゆる事件を経験した実感がある。石巻警察署時代に犯罪事件事故処理、捜査本部事件の特性、本部長指揮事件、警察署長指揮事件の捜査手法を体得し、それが現在に役立っている。
石巻労基署長(斉藤俊一氏)は、労災事故の防止策として①不安全行動を黙認してなならない、②ルール違反にも5段階がある(ア、ルールを知らない イ、ルールを理解できない ウ、ルールを納得しない エ、みんなが守っていない オ、守らなくても注意されない)、③被災者はルール違反をした本人とは限らない、④違反行動はヒューマンエラーかもしれない、⑤被害は本人が考えているようりずっと深刻とういう話しをされた。

労災事故と交通事故は長年かかわりを持ってきた案件ゆえに大変興味を持って聞くことができた。
2

石巻日々新聞常務取締役(武内宏之氏)は、震災後、メディア側で被災した方のご遺族を取材してきた経過を話された。
お二方とも、ご遺族がどれほどの修羅場に立たされているかを伝えていた。

労基署長という監督省庁の立場でありながら、被害者、遺族、命の大切さ真剣に訴える姿に感銘した。
そう、これまで私が聞いてきた役人の説明は、一般的に労災事故を起こさないようにしましょう、安全管理をしっかりやりましょうという事業所向けの説明ばかりであった。
それが今日の講演では、ほんの一文でも「私が見てきたご遺族の修羅場は大変なものである。命は大切である。」という立場から労災事故を無くそうという説明していた。

また、石巻日々新聞常務取締役の話の中には「震災によって残された者に対する大きな課題が生まれた」という話しもあった。

予期せぬ事態で愛する者の命が消えた時、遺された者に対する課題はまだまだ発展途上である。

コメントは受け付けていません。タグ :

わき見運転の危険性

2015年02月13日 · 未分類

FullSizeRender2

脇見運転は運転手の誰もが経験しています。
景色・風景を眺めて運転した経験など心当たりがあると思います。

一般に運転操作中に他の作業を行うために脇見する時間は2秒から3秒要します。
予め取り出していた携帯電話に出るためなら約1.5秒程度で画面は開けるでしょう。でもバックに入れていたらどうでしょう?
バックから取り出すために注意力が散漫し、スマホでは取り出してから暗証番号入力や指紋認証など、車の運転に必要な注意力をそれらの作業に分散させなければなりません。

脇見運転は著しく前方左右に対する注意力がおろそかになる行為です。
40km/hで走行している時、3秒間脇見状態になると車は約33mも進んでしまいます。

交通事故を起こした運転手に話を聞くと、急に人が車の前に現れたとか、急に前の車が停止したという言い訳を聞きます。

人が天から降ってくるわけではなく、地から湧いてきたわけではありません。
前方を走行していた車が急に止まれるわけがありません。

そのように運転手が感じるのは、脇見によって目の前に人が現れるまでの過程を見落としているからです。
前を走行している車が徐々に減速していく過程を見落としているからです。

私のこれまでの経験で比較的多い脇見の具体的事例を
2月13日放送のテレビ朝日モーニングバードで説明したました。

新たに禁止規定の法律ができた携帯電話操作だけが危険な脇見運転の原因という風潮になってはいけないと思います。

コメントは受け付けていません。タグ :

通学途中の死亡事故

2015年02月12日 · 未分類

お昼のニュースを見ていた。
2月12日朝、鹿児島県いちき串木野市の市道で通学途中の児童生徒2人が軽自動車に跳ねられ、1名が死亡、1名が重体という事故のようだ。
テレビの画面を見る限り、立派な横断歩道上での事故である。児童生徒には何の落ち度もない。

交通弱者を保護するのは運転手の責任である。
例外はない。

それぞれの立場で亡くなられた方の命をじっくり考えてほしい。
私たちが経験してきた小学校の卒業式もない。中学の部活もない。笑があり、悔しく悲しさに涙した時間がすべて奪われてしまう。

ご両親の夢や希望も奪われる。

それが他人事で可哀そうで終わらせないで欲しい。
想像をはるかに超える痛みが、いつも自分の身の回りで起きていることを忘れてはいけない。

私たちは無条件に自分と他人の命を守らなければいけない。

怪我をなされたお子様の一日も早い回復と、亡くなられたお子様のご冥福を心からお祈り申し上げます。

コメントは受け付けていません。タグ :

警察官の当て逃げ交通事故

2015年01月17日 · 未分類

大阪府警南警察署の巡査長が、バイクで接触事故を起こし、さらに赤信号無視をして別の車に衝突した道路交通法違反の容疑で書類送検された。
巡査長は昨年12月8日、西淀川区でバイクを運転中に転倒して軽乗用車に接触する事故を起こした。
しかし、巡査長は事故後に赤信号無視をして逃走を図り、別の乗用車に衝突する交通事故も起こしたものである。

報道発表によれば、巡査長は「別の警察署に向かう途中だった」と供述しているようだ。
また、逃走の理由は「上司に叱られたくなくて逃走した」ということである。
つまり、公務中?ということだろう。

制服を着た現職の警察官が公務中に事故を起こし逃走する。
警察官という職業、身分故に
保身のために様々な証拠隠滅工作、逃走は発生しやすい職場である。

大阪府警監察室長は「指導を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントしている。

県警が発表する「指導を徹底し、再発防止に努める」とは
不祥事を起こした警察官個人に指導を徹底して、二度と同じ過ちを犯さないようにすることを再発防止と言っているようなものです。

つまり、不祥事を犯した警察官本人は辞職や免職になっており、その意味では二度と同じ過ちを犯す機会が無いため、
再発防止は達成されている。

現職にある警察官に対しては「飲酒運転の絶無について」とか「非行事案の絶無について」などという通達を出して、
指導したという実績を残すにとどまっているの現状である。

飲酒、当て逃げ、ひき逃げに許される理由などない。

制服を着た警察官が公務中に

コメントは受け付けていません。タグ :

警察官の酒気帯び運転

2015年01月17日 · 未分類

警視庁池袋警察署刑事課の警部補警察官が、昨年11月25日、埼玉県飯能市で酒気帯び運転で検挙されていたことを発表した。
警部補は、勤務終了後に飲酒した後、自宅近くの駅からミニバイクを運転して帰宅途中、交通違反を犯して埼玉県警のパトカーに追跡され検挙された。

その際、警部補の呼気から基準値を超えるアルコールが検知されたものである。
この件に関して警視庁は「警察官としてあるまじき行為で再発防止に努める」とコメントをしている。

なぜこれほど、警察官の飲酒運転が横行するのだろう。
本当に疑問である。

警視庁としてのコメントも、もうそれ以外に弁解する言葉も見つからないのだろうが、それにしても
どのような再発防止策があるのかわからないがもう、当然起こるものとして諦めが感じられる。

コメントは受け付けていません。タグ :

交通事故と逮捕・勾留

2015年01月02日 · 未分類

警察が逮捕した被疑者の身柄の拘束を継続するように求める検察の「勾留請求」を全国の裁判所が認めないケースが平成26年は、前年(平成25年)で1790件あり、10年前のおよそ5倍に増えたこととが日弁連のまとめでわかったというニュースがあった。
交通事故の逮捕と勾留については、当社ホームページのトップページ動画でわかりやすく説明しているのでそちらを参考にして欲しい。

勾留請求は検察官が裁判官に対して行うものであるが、警察としては一般的には「勾留の必要性について」という捜査報告書を作成して、検察官に対して警察としても逮捕した被疑者の身柄を継続して取り調べる必要があるということを報告している。
この勾留の必要性は刑事訴訟法によって厳格に定められている。

具体的には逮捕されている被疑者が
① 住居不定の場合
② 罪証隠滅のおそれがある場合
③ 逃亡のおそれがある場合
の3要件のどれかに該当していなければならない。

ひき逃げ犯人や、殺人、強盗、強姦、窃盗、詐欺など実際に逃走している被疑者を逮捕した場合であるなら、その後も十分逃走のおそれがある場合に該当するため裁判所としても勾留を認めるのが殆どのようである。
また、罪証隠滅のおそれというと実務上は物証のみならず供述証拠も含んでいる。俗にいう口裏合わせ工作なども立派な罪証隠滅のおそれと判断される。
また、逮捕事実となっている捜査結果について事実認定に際し「否認」や「黙秘」などしている被疑者の供述態度も罪証隠滅の恐れと許容されており、これが広く用いられている。

一般的な交通事故の場合は、被害の軽重にかかわらず被疑者が交通事故の事実を認めており、実況見分にも立ち合い、警察としても証拠保全が完了していれば勾留の要件を満たさないため
勾留請求をしない場合が殆どである。

それでは勾留しなければどうなるのか?
警察では被疑者を逮捕してから48時間以内に釈放して任意捜査として在宅で捜査を継続し、捜査が終結した段階で全ての書類を検察庁に送致するのである。

なにはともあれ、何をしてもこれほど自由な日本において身柄の拘束は重要な問題である。
捜査機関の勾留請求を却下する件数が5倍も増えているのは、裁判所も勾留の具体的な必要性の判断を厳密に3つの要件に絞って
判断するようになって来ているのだと思う。

コメントは受け付けていません。タグ :

2015年も交通事故調査・鑑定に全力で取り組みます

2015年01月01日 · 未分類

あけましておめでとうございます。
昨年中は、多くの方々との出会いがあり皆様には大変お世話になりました。
本年も交通事故調査、交通事故鑑定、検証に全力で取り組みたいと思います。

特に本年の目標はコンピュータシュミレーションを正しく、愚直なまでに厳正に操作することによって
これまでのシュミレーションによる交通事故鑑定の問題点を浮き彫りにしていきたいと考えています。

交通事故で苦しむ方々にとって何かしらのお力になることが当社の使命と考えております。

本年もよろしくお願い申し上げます。

2015年 元旦

コメントは受け付けていません。タグ :

無効な交通取締り、宮城県警

2014年12月28日 · 未分類

どうしても古巣の宮城県警関連の事件事故問題は関心度合いが高くなる。
今回は交通取締りでは最も落ち度があり絶無が当然である無効な標識のよる交通取締り事案である。
12月25日、宮城県石巻市と名取市の市道15路線で法的効力gsない駐車禁止標識で2013年5月〜2014年11月まで、18人と1業者を誤検挙していた。
警察署で言えば石巻警察署と岩沼警察署で、共に私が勤務した警察署で事情がよくわかる。

県警発表によれば駐車違反の取締り対象範囲を変更したのに、既存の標識を撤去しないまま放置していたことが原因である。
取締りを受けた違反者からの申し出により標識が無効であることに初めて気付いた。

取締りを受けた人には反則金を還付し点数を抹消する。
それは当然の措置である。

これまでも類似案件は全国で度々散見され、私も各メディアに問題点を述べてきたところである。
必ずまた発生する。県警の自浄作用の中では無くすことが出来ない案件である。

仮に標識の撤去忘れであっても現場で取締りにあたる警察官は自分が取締りを行う標識の性質を事前に確認すべきである。
交通取締りとは意外と杜撰な管理の下で行われている現実の露呈である。

コメントは受け付けていません。タグ :

痛ましい交通死亡事故が相次ぐ

2014年12月21日 · 未分類

12月20日午前9時25分ころ、東京都葛飾区新小岩の都道でワンボックス車が右折禁止場所の交差点を右折したのを警視庁葛飾署員が発見、パトカーで追跡した。
ワンボックス車は約450メートル先の交差点に赤色信号無視で進入し、横断歩道を渡っていた千葉県市原市在住の21歳女子大生を跳ねた。女子大生は病院で死亡が確認された。

ワンボックス車を運転していた22歳の男は基準値を超えるアルコールが検出され、葛飾署は危険運転致死容疑を視野に捜査を進める。

本当に痛ましい死亡事故である。
女子大生とそのご遺族の立場になると、この事故の原因は右折禁止違反をしたワンボックス車の運転手と追跡行為に移行した警察官の行為である。
女子大生は全く、何の非もない純粋な被害者で、これほど理不尽なことはない。

右折禁止違反は道路交通法違反で、その段階では被害者はいない。
飲酒運転も無免許運転も、信号無視違反も一時不停止違反も、シートベルト不装着違反も・・・交通違反捜査とは、現実的な被害者が発生する前の、事故の予防的事件捜査ということを広く理解していなければならない。

どんなに悪質危険違反を犯した違反者を検挙するためという目的があったとしても、他人の命を犠牲にしていいという理屈は絶対にない。例外規定など設ける必要もない。
女子大生の21歳で奪われた命に対して「本当にお気の毒だったね、運が悪かったのよ」という風潮はいささかも容認する社会であってはならない。

唯一の交通取締り機関の責任で、右折禁止違反の危険性を取り締まる法益と追跡行為によって生じる第三者を巻き込む社会的危険性を判断すべきである。

私も覆面パトカーや白黒パトカーで交通法令違反の取締りに従事した。
取締り警察官として、違反者の後ろ姿が見えているうちは追いかけたい、追跡して現行犯で検挙したいという気持ちを何度も経験した。
しかし、たまたま私の運転するパトカーに同乗している相勤者の先輩が、素晴らしく誇れる先輩だった。
先輩は違反日時、場所、道路環境などを見て「行け、行け、一気に加速して後ろに付け」と指示する時と、「やめろ、放尾(追跡をやめること)しろ」と指示する時を明確に区別していた。
追跡を止めても中には安全な事後捜査によって違反を検挙したことも多数あるし、検挙に結びつかなかった事件も多数ある。
少なくても第三者の生命、身体、財産に危害を加えた交通事件捜査ということは一件も発生しなかった。
ちなみに、追跡行為は違反者に追いついたとしても安全に違反車両を停止させる手段はない。追跡中の警察官としては執拗に追跡することによって逃走意欲を無くすことを期待するか、自損事故によって停止せざるを得ない状態を待つしかない。

東京葛飾区の右折禁止違反は仮に追跡を止め、事後捜査によって検挙することはできたとしても確かに飲酒運転の検挙は無理だったかもしれない。
それを考えれば、いわゆる「逃げ得」の一種になる。
しかし、飲酒運転の検挙を逃したとしても、被疑者が飲酒運転検挙を免れ得をしたとしても、第三者の具体的被害者は発生していないのだからそれでいい。
警察官として交通法令違反の違反車両を取り逃したからといって処分を受けることなどない。
違反現認時にできる範囲で採証(証拠を集めておくこと)していれば、追跡行為をしなくても決して警察官の職務怠慢ではない。

交通法令違反を取り逃がしてしまったことによる社会的損失と奪われた21歳の命の損失は到底比較にならないほど命の重みは大きい。
土曜日の午前9時25分、東京都内で追跡が安全だと判断される道路環境などないはずである。

容易に防止することができた本当に痛ましい理不尽な交通死亡事故で残念である。

コメントは受け付けていません。タグ :