警察車両との交通死亡事故

2013年11月27日 · 未分類

とても残念な報道がありました。
11月26日午前2時ころ、兵庫県姫路市東駅前町の市道交差点で、兵庫県警姫路署地域課の巡査部長運転の捜査用車が、姫路市西延末の女性会社員と出合い頭に衝突し、女性会社員の死亡しました。

兵庫県警姫路警察署の発表によると、男性巡査部長の運転する捜査用車は、飲酒運転の検問を突破した乗用車を赤灯とつけサイレンを吹鳴して、いわゆる緊急走行で
追跡中だった。

捜査用車は交差点を赤信号を減速して進入したところ、青信号に従って交差道路を直進してきた女性会社員が運転するバイクと
出会いがしらに衝突したというものである。
交通事故現場はJR姫路駅の北約200メートルの繁華街。

検問を突破した乗用車はそのまま逃走した。
この警察活動に何か県民の利益はあったのだろういか?

果たして検問を突破した乗用車は本当に飲酒運転だったのだろうか?
その疑いも晴らせずに、逃走されて終結。

追跡した結果は、全く無関係の女性会社員を死に至らしめた。
まさか、女性会社員に対する交差点安全進行義務違反など立件することは無いと思うが

交通ルールを守っている者が、交通ルールを守らせる者に命を奪われた。
ご遺族の気持ちを思うと、本当に理不尽でたまらないと思う。

兵庫県姫路警察署副署長は「今後、緊急走行中の事故防止について指導を徹底したい」などと
全く他人事のコメントをしている。

今後?それでは今まで何をしていたのだろう?
今後では、もう失われた命は戻らないことを全く認識していないようである。
私は遺族は怒るべきだと思う。

お亡くなりになった女性会社員に心よりご冥福を申し上げます。

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