繰り返される警察官の飲酒運転

2013年09月18日 · 未分類

神奈川県警戸塚警察署の40歳男性巡査部長が呼気1リットル当たり0.15ミリグラムのアルコールを含有する状態でオートバイを運転し検挙された。
監察官室発表の報道では、8月30日、同僚らと居酒屋で飲酒し、戸塚駅駐輪場に止めていたバイクで自宅に帰る途中、県警が実施していた検問で飲酒運転が発覚した。

本案件については、現行犯逮捕されず交通切符(赤切符)処理された。
巡査部長の処分は停職6ケ月の懲戒処分であるが、9月13日付けで依願退職扱いとなった。

このような報道を聞くたびに失望してしまう。
折しも、現在私は神奈川県警取扱いの交通死亡事故の調査業務に従事している最中である。
遺族の気持ちを考えれば、飲酒運転を無くすことができない県警の捜査結果を信用できなくなるのは当然である。

神奈川県警は警察官の絶対数が多いから不祥事も多いのは当然なんていう言い訳はない。
全国警察組織で警察職員の飲酒運転が自らの組織力で、例外なく皆無にすることができないのであれば

トラック運転手、タクシー運転手など職業運転手に協会を通じて飲酒運転絶無などと主張できる立場ではない。
一般市民に対しても、飲酒運転撲滅、酒類提供店撲滅など立派なことを言える立場ではない。

巡査部長本人は「県民に対して申し訳ない」と反省しているとされているが、それだって信用できないではないか。
巡査部長は初めての飲酒運転だったのだろうか?
私が現職の頃は、よく同僚上司から「飲酒運転や無免許運転は初めてやって取締りを受けることなんてない。取締りを受ける人は過去から常習的にやっている人だ」
と教えられている。

もう取調べも終わっているだろうが、常習性の有無は明らかにして欲しし。

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