不祥事の結末は自殺とは・・・内部秘密は暴露します

2012年08月22日 · 未分類

新潟県警胎内警察署の53歳署長が8月20日夜に自殺しました。自殺理由は3月まで勤務していた県警機動捜査隊長当時、部下の隊員が一時的に警察手帳を紛失したことを隠蔽したことが発覚し、その責任をとったという報道です。警察手帳はその日のうちに発見したため、警察本部に報告せず、部下にも口止めをするなどしたということです。気の毒なことですが、巨大な警察組織にとって口止めを命ずることは命取りだと思います。組織にとって秘密や破られるためにあると考えた方が間違いありません。私は平巡査で極秘事項という書類を見たことがありませんが、それを除けば大抵の秘密は半年後、1年後、長いものでは5年後くらいには様々な秘密とされていた情報が聞こえています。その仕組み、理由は人事異動によるものです。事案発生当時に秘密事項とされていたことでも、時間が経過し人事異動によって担当部署を離れると、何故か当時取り扱った案件をポロリと笑い話程度にでも口を滑らせてしまうのです。
警察署長が口止めを命じた出来事など、仮に反感を持っていた職員であれば簡単に口外するのは当然です。組織の人間関係というものは時には残酷で、本当に心底警察署長が部下のため、組織のために好かれと考えてとった行動でも簡単に裏切られる結果は目に見えています。
ご冥福をお祈りします。

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