酒気帯び運転の悪質性に関する認識について

2012年08月14日 · 未分類

誰だって飲酒運転(酒気帯び運転)は悪質極まりない運転行為だと感じていると思います。それなのに飲酒運転による逮捕事案はほぼ毎日のように報道されてます。そして県民・国民の代表者である議員や警察官、教職員の飲酒運転も珍しいことではなくなりました。飲酒運転で検挙された地方公務員が懲戒免職になったのは処分が重すぎると裁判を起こすと、処分を緩和する公共団体もあります。警視庁では8月3日に酒気帯び運転をした45歳の男性警部補を停職6ケ月の懲戒処分にしました。飲酒運転は悪質危険違反の代名詞として取締りを実施しているのに、「警察官としてあるまじき行為で厳正に処分した」結果が停職の範囲に留まるのですから悪質性の認識に社会とかなりの温度差があるように感じてなりません。
公務員特別暴行陵虐罪という公務員特有の犯罪がありますが、警察官だからこそ同じ犯罪でもより厳しく処分され、組織上の監督者も一般会社員以上に厳しいペナルティがあって当然だと思います。
まだまだ酒気帯び運転の悪質性に関する認識は低いのかもしれません。残念です。

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