鑑定人の真の姿勢を見る

2016年02月12日 · 未分類

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1月下旬、足利事件や東電OL事件、最近では鹿児島県で発生した強姦被告事件でいずれも逆転無罪判決の決め手となるDNA型鑑定を行った押田茂實日大名誉教授(法医学者)が来仙し、県内の弁護士6名を含めた懇親会に参加する貴重な機会をいただいた。
押田先生とは以前、真夏の炎天下、宮崎県内で発生した交通死亡事故鑑定を行った際に大変お世話になり、また東北大学法医学教室に在籍していた経歴から私が元宮城県警というご縁で、これまでも大変多くのことを学ばせていただいている。

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2016年2月8日テレビ朝日系列放送、テレメンタリーで「DNA鑑定の闇、神話崩壊か・・・警察に証拠捏造疑惑」として鹿児島県で起きた少女強姦事件の控訴審で、逆転無罪判決の決めてになった押田先生が解説した。
押田先生の目は科学者として組織捜査の全てを見抜いている。
一点の虚偽も先生には見抜かれる。

私は押田先生とお会いする機会があるたびに、鑑定人としての資質、立場、方法を教えていただいている。
先生の一言ひとことが私には貴重な財産である。

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