止まらない警察官の飲酒運転・福岡県警

2015年07月17日 · 未分類

福岡県警は7月4日飲酒運転をしたとして小郡警察署地域係長の警部補警察官を現行犯逮捕した。
警部補は勤務終了後、知人の50代女性をJR博多駅構内の飲食店でビールや焼酎を飲み、自分の車で女性宅に向かう途中に取締りを受けた。

発覚の端緒は、飲酒運転取締り中の粕屋警察署員が、交差点を一旦通り過ぎて停車し、バックしてから右折する挙動不審な車を発見し職務質問したことによる。
警部補の呼気からは0.59ミルグラムのアルコールが検知された。
警部補はビール5~6杯と焼酎の水割りを飲んだことを供述している。

福岡県警では現職警察官が飲酒運転で摘発されるのは2009年以来というが、
その間に全国都道府県警察で警察官が飲酒運転で検挙されている実態を、全く他人事のように受け止めているようである。

結局警察官の不祥事は、都道府県単位であり、個人責任が原則だから同じ不祥事が繰り返される。

報道によれば、警察本部の警察官は「恥ずかしい、現場の指揮低下が心配だ」とも話している。
「恥ずかしい」それはわかる。しかし「現場の士気低下」は心配無用である。
処分は個人が受けるだけで、職場の士気とは無関係である。

現場の警察官が心配することは今後、飲酒機会がさらに厳しく制限されることになることだと思う。
少なくても私が現職のころはそうだった。

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