交通事故調査の取材を受けて

2014年07月29日 · 未分類

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7月28日、約3年前に千葉県で発生した交通死亡事故調査について宮城テレビ放送局の取材を受けた。
一日を通しての密着で、取材を受けるのと同時に私にとっては異業種交流の場でもあった。

それぞれの業界にはみな専門家、プロがいる。
事故現場の状況、遺族の心境、調査する理由など伝えようすることが正確に伝わるように
細心の心遣いで収録が進む。素晴らしいと感じた。

犯罪事件事故の報道は、どうしても犯人像と裁判の行方に関心が集まりがちになる。
その理由もわからないわけでもない。

しかし、事件事故の加害者、犯人がいれば、その舞台には必ず被害者もいる。
犯罪で被害者が亡くなると、一人の被害者の裏側にはさらに多くのご遺族がある。
その悲しみ、苦しみは癒えることがなく、その後もずっと続く。
あまり知られていないが、多くのご遺族は犯罪で愛する者を亡くした悲しみのほかにも
二重三重に苦しめを受けながら、ずっと四六時中犯罪事件事故と関わりをもって生きていかなけばならない。

そんな思いを分かってもらいながら取材を進めていくと
思いがけず様々な課題に直面する。

素晴らしいリポーターだった。

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