交通事故被害者遺族の問題

2014年04月01日 · 未分類

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3月31日、年度末の忙しい時期でしたが衆参両議員会館を何度か行き来して、平沢勝栄衆議院議員、清水貴之参議院議員、清水鴻一郎衆議院議員、東徹参議院議員、西野弘一衆議院議員、糸数慶子参議院議員と党利党派を超えて交通事故捜査や処分結果について
交通事故被害者遺族が今現在直面している問題点を具体的に掘り下げて話し合いする機会に恵まれました。各議員はそれぞれの地域社会が抱えている多くの事例への取り組みに照らして真剣に問題解決策を考えておられました。

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確かに県警が行う事件事故処理に感謝している被害者も沢山いるし、警察の活動に深い理解を示している協力者も沢山います。
でも交通事故捜査に限ってみると、被害者、遺族、時には被疑者までも
極めて強い不信感、場合によっては敵意を抱いている方も大勢いる現実があります。

もう無条件に警察の捜査結果を信用しろ、という考えいは通用しないほど不信感は高まっています。
やみくもに不信感を抱いているのではありません。

合理的理由を示した上での説明。これは交通事故当事者であれば被疑者、被害者ともに望むことだと思います。
本日の話し合いでも、その方向性に間違いはないと感じました。

少しづつ被害者遺族を取り巻く社会は変えられると思いました。

常々連絡を密にしている先生方から「刑事司法は被害者のためにもある。」という言葉を教えてもらいましたが、まさにその通り、的を得たことばだと思います。
折しも納得いかない実況見分調書を基本にして、民事を闘おうとしているご遺族と弁護士に接し

一日でも早く、被害者遺族が直面する問題と警察の初期捜査の温度差が縮まることを願って議員会館を後にしました。

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