県警の組織体質・捜査でも同様

2013年12月31日 · 未分類

仙台中央警察署留置場からドイツ人被疑者が警察官の隙をついて逃走した事件について、宮城県警警務部監察課は現場の警察官を処分した。
地元の河北新報の記事によれば、この処分についても県民は「身内をかばう体質があるのではないかと疑う」とか「県民を危険にさらしたことを自覚してほしい」など「処分結果が甘い」と批判が上がっている。

私はそれにもまして、ドイツ人容疑者逃走中に当時の大河原警察署長が有給休暇をとってゴルフをしていた問題で、大河原警察署副署長が
「署長は官舎で休んでいる」と虚偽の報告を県警本部にするように部下に指示していた事実である。

大河原警察署副署長は、署長がゴルフをしているのを知っているのに、あえて「官舎で休んでいる」と嘘をつくように部下署員に指示命令したのである。
大河原警察署副署長は、「署長からの指示ではなく、(署長を)かばうために部下に嘘をつくように指示した」と説明した。

これは県警の悪しき組織体質で、また、このような虚偽を思いつく幹部警察官に対しての処分は所属長訓戒の極めて軽い処分で済ませられている。
さらに、指示を受けた部下職員も、それに従っているのだ。

このよな組織的虚偽癖がいまだに平然と敢行されているうちは
まだまだ事件捜査でも虚偽報告が蔓延化している疑念が残る。

忘れてはならない、虚偽報告をしているのは社会の定規(ものさし)として
法令違反を取り締まる警察官自身なのである。

厳しいかもしれないが、制服を着ていながら職務に関する虚偽報告者は
社会が許してはいけないもので、組織から速やかに追放されるべきであると思う。

そうしなければ警察官を信用できなくる社会がますます続くように感じる。
もう、保身、組織防衛を理由に虚偽報告はいい加減止めるべきである。

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